2023/11/11

 文学フリマ東京、当日。

 カプセルホテルに泊まったものの、あまり眠れなかった。いつでもそんな感じなので、わたしは自分の家の布団以外では基本的に眠れないのだろうと思う。

 朝、8時30分くらいにチェックアウトして、周囲を散策。昨日に雨が降ったことの影響か、一気に冷え込んでいる。目の前の光景は見ずに、Google mapの示す道順だけを見て、道路をウロウロしていた。

 当初、ホテルから道を挟んで向かい側にある荻中公園で読書しようと思っていたが、寒すぎて断念。東京の公園のベンチはほとんど人が寝転がれないベンチであることを確認しながら去った。

 羽田図書館でしばらく休憩。朝9:00から開館していてすばらしい。入口付近の「ご自由にお持ちください」コーナーに住井すゑ橋のない川』(新潮文庫)が全巻揃いで置いてあったが、持ち帰らなかった。文庫本とはいえ7冊も持って帰っていたら荷物と併せてpeachの手荷物の上限重量7kgを超えてしまうではないか……。

 朝食と昼食を兼ねて、インドカレー屋でカレーセットを食べる。カレー+ナン(おかわり付き)+ラッシー+サラダで800円。あまりの安さに、仰天してしまう。カレーがほんとうにぐつぐつ煮えたぎっていたことと、店員さんが厨房(?)で「おかわりナンとかどうですか?」という台詞を声に出して練習していたのが聞こえてきたことが印象的だった。

 その後、東京流通センターへ向かう。すぐ着くでしょう、と思っていたのだけれど、ぜんぜん到着しない。必死になって辿り着いたところ、人の数がめちゃくちゃ多かった……。人が多すぎて動けないので、出品者側でありながら、(あー、来場者の半分くらい、いなくなってくれないかなー)などと思っていた。

 ブースは委託販売・配布物が多すぎて、もう大変な状態だった。椅子が物置となってしまって、福岡のときはかろうじて椅子に座れたものの、東京となると椅子にすら座れなかった。また、机の上はひな壇の導入で少し整理されたものの、やっぱり混み合っていた。これは2ブースくらい取っておくべきだったのだろうと思った。

 あと、お客さんの数とか傾向も福岡とは違う気がした。ものすごい数のお客さんが一挙になだれ込んでいて、ブースの数も膨大なので、自分が事前にチェックしていたところに一目散に向かうひとが多かった。また、自分たちのブースに向かうまでにチラシとかをけっこう受け取っているからか、無料配布分のチラシとかをあまり受け取ってくれない。

 到着したのが13:00くらいだったので(!)、2時間くらいの滞在。第一展示場の気になっていたブースをとりあえずざっと回って購入して、第二展示場は回れなかった。共同出展者のご友人が代理で買ってくださるみたいなので(ありがたい)、あとで読むのが楽しみ!

 その後、成田空港まで特急で向かい、成田空港から福岡空港へ。往路と違って手荷物検査があったので大丈夫なのか不安だったが、6kg弱でセーフ! よかったぜ! 

 帰りの飛行機では、イヤホンをつけてガムを噛み飲み物を適宜飲むことによって、なんと耳が痛くなることを回避できた!! すばらしい!!! インターネットで検索するって大事ですね!!!!